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きたきたきたきたきたーーーーーーーーー!!!!!
ついに来ましたね、この時が。

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(付録のイラスト集であり、雑誌の表紙の枢さま)

書店で最初に目に飛び込んできたのが枢さまの微笑みなんて、うれしすぎるぅ!!
はうううう、やっぱりカッコいいな~、枢さま…。

そして大ニュース!
次号2月10日(水)にも、このヴァンパイア騎士特別編が登場ですよ!



ここですこし前置きを。

実は最近、ちょっと落ち込んでいたんです。
だって文庫本の帯の説明が、優姫と零のお話的になっている気がして、「あれ…?ヴァンパイア騎士って優姫と零がメインなの?枢さまと優姫と思っていた私はずっと勘違いだったの!?」とか、一人、変にへこんじゃったりなんかして。
予告カットの優姫、零、愛のイラスト見ても、なんか逆に優姫の傍に枢さまがいないことが悲しくなってしまったり。
目覚めない枢さまに、優姫が命を捧げて人間にするというお話がある以上、二人がもう会うことも、話すことも、触れ合うこともできないんだ…って思って、この3人のイラストを見ると余計に悲しくて、切なくて、胸が苦しくなっていたんです…。

そんなネガティブモードな私だったわけで、今回の発売も読める楽しみはあったけど、もう以前のようなテンションで待ち構えることもなかったんです。
もう一つの予告カットから、今回は瑠佳と暁がメインなのかなとかも思ったりして。

だが、しかし!!

最初に目に飛び込んできた枢さまの笑顔に、一発で私は癒されてしまいました!!
優姫と枢さまが触れあえないのがなんだ!
枢さまの出番が少ない(かもしれない)のがなんだ!
もう、ここに…!
ここにこうして枢さまがやさしく微笑んで、笑ってくれているのだから、それでもういいじゃないのっ!!!???
・・・・・・・。
ああ、私はまだこんなにも枢さまのことが好きなんだなぁ…。
枢さまにこうして会えただけで、私はこんなにも幸せな気持ちにまたなれるんだなぁ。
枢さま、恐るべし!
そして、ずっと愛してます!

ふ~~~~、なんか吐ききったかな、私。すっきり!

(いやいやいやいや、てか、まだ全然本編の感想聞いてないし!)

そんな突っこみも来そうなので、
ここから感想に入りますが、数枚画像あります。
ネタバレ満載の感想です。
そして私は枢さまが大好きなので、そういう記事になっております。

カラーイラストについて、作者の樋野さんのブログにてコメントがありました。
表紙のイラスト、ほんとこれまでの枢さまのような暗さはなく、なんかすっきりとした表情をしているなぁって思ったら、やはりそういう思いを込めていたらしいです。
暗い記憶がないからのこの表情。


では本編へ。
どんな始まりかと思ったら、なんと樹里と李土です!
もうなんか、李土が相変わらずです。狂い方が。
樹里も李土を見る視線がかなり鋭く、嫌悪感がハンパない。
話からして、李土が両親を殺した後(小説編にあります)みたいだけど、まず一つ分かったのは、両親はただ殺しただけでなく、二人の力を取り込んだってこと。
もともと李土の潜在能力は高かったのか、我慢の限界に本気を出したからか、二人の心臓をえぐり喰らうことで、さらなる力を得たようです。純血種二人分。しかも玖蘭の。

で、ここでの二人の会話がいつの頃なのかがはっきりしない。
悠と樹里の最初の子供である「枢」を生贄にされた後なのか、前なのか。
後ならわかるんだよね。
子供を殺され、両親も取り込んでいて、邪魔に思う悠の命も狙っているとなれば、樹里の態度もそうなると納得できる。
でも李土は、始祖・枢さまを復活させたとき瀕死になり、元老院に拘束されたんだよね。

となると、前ということになる。
邪魔な両親がいなくなったことで、李土はもう樹里への愛を我慢しなくてすむだろうから、まさにこんな感じで付きまとってそうよね。
しかも、両親を喰ってからの樹里の方が好きと言ってるから、樹里たちは両親が殺され喰われたことを知っているからここまで嫌悪し、その態度もまたたまらなく好きだということになる。
樹里を手に入れるためには悠が邪魔で消したいということも知っていて、そのためにより力を欲しているんなら、初めての子供が生まれた時、李土に会わなかっただろうし、抱かせることも当然しなかったと思うんだよね。何されるかわかんないし。
そういう矛盾を感じるんだけど、どうなんだろう。
ストーリーがどうしても後から後からになるから、連載中には無かった設定がいろいろと生れてしまい、そういうちょっとした矛盾が生まれてしまうんだろうか。
それとも私がよく理解してないだけなのかw

まあ、そんな矛盾は置いといて、李土ですよ。
樹里はただひたすら李土の魔の手から悠を守ろうとし、これ以上にない拒絶を示してるのに。

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僕のために そんな素敵な罰を考えるようになったのか

もう樹里を愛しすぎて、向けられるものは愛情じゃなくてもいいってところまできちゃってます。
嫌悪であろうと憎悪であろうと、李土にしたらあんまり変わらないんだろうな。
どんな感情でも、樹里の中で自分を思ってくれているならどっちでもいい。樹里の中を自分のことで支配できるならそれすら喜びに変わっちゃってます。
これこそ狂気の愛…。
こんな母の記憶を優姫は持っている、という流れです。


優姫がなんか、玖蘭の当主としてしっかりしてきた感じがした。
一条さんたちも、他の貴族がいるときは玖蘭の当主として、自分たちだけならフレンドリーに戻ったりと、ちゃんと立場を使い分けてるようで。
意外だったのは、こういう重要な会議をする場が、枢さまの眠る前ということ。
優姫は背中に枢さまの存在を感じながら、そうやって自分を支えながら?他の貴族を相手に負けないようにしているのかな。
または、枢さまが眠った後も、しっかりとがんばっている姿を見せたかったのかも。

…大丈夫だよ

あなたがいなくなった後も、私はがんばっているよ、って続くのか。
でもただ眠る枢さまに、そんな優姫の声や想いは届くはずもなくて、ただ静かに眠ってるだけなのが切ない…。

優姫と零の二人の場面。
優姫のセリフがすごく興味深い。
純血種が抱える強い欲望は、時には周りの世界を不幸に巻きこむ。
「李土おじ様もそうなのよ」の「そう」とは、自分の強い欲望を叶えるために、力任せに突き進んで、周りを不幸にしてしまった人、ってことよね。
李土も、枢もってことかな。

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これですよ。
自分の中にも二人と同じような強い欲望があり、自分でも自覚している。
秘密ということで、優姫が語ってくれないから読み手の想像に任せる感じになったので、考えてみた。
「歪んだ愛ゆえの望み」らしい。
ぱっと最初に思いついたのは、零がずっと自分のことを想い続けてほしいってことかと思った。
枢さまのことを全然整理できなくて、零の気持ちにはまだまだ応えられそうにない。でも零を好きな気持ちもあることを自覚してるから、零がこのまま自分の傍にいてほしい、零の愛情を自分に縛り付けておきたいって思ったんじゃないかな~って。
それだと確かに「うわ、それってひで~~~」ってなるよね。
そんなことを優姫が思っていたとしたら、けっこう非難されそうだから秘密って言ったのかなって。

でもね、なんかひっかかる。違うんじゃないかって。
「力に任せて叶えることもできる」って言うんだよ。
間違ってなければ、枢さまが眠ってから20年ほどたっている。
(妊娠4年?+愛・16か17歳くらい)
それでも優姫は、未だに胸が苦しくなるって訴えてる。枢さまがいないことが、この世界がってことよね??

『会いたい…』って思わないか?
もう一度、あなたの声が聞きたい
もう一度、あなたに触れたい
もう一度、あなたに会いたい
もう一度、目を開けてほしい 傍にいてほしい
そんなふうに、優姫はずっと枢さまのことを想っているんじゃないのか。
叶わない想いが長く蓄積されていくことで、欲望の種ができる。

私が思うに、優姫は炉から心臓を取り戻して枢さまに戻したいんじゃないかってこと。
今の優姫なら、どうすればいいか本能で理解し、それを実行する力もあるってことじゃないか。
でもそれをしてしまうと、ハンターの武器は永遠に失われるし、それを機にまた人間と吸血鬼の大戦争が始まってしまう。そうなると、どれだけの犠牲者が出るかわからない。
心臓を戻しても、目を覚ますかどうかわからない。
枢さまも李土もそうだった。望みを叶える為ならどんな手段でも構わない。たとえ誰かが不幸の犠牲になったとしても叶えたい想い。
それほど強く強く会いたいと思う気持ち。
優姫にも、確かに二人と同じ血が流れてるんだって感じる。
やろうと思えばできる、けどできないってことでこんな風に考えてみた。


そして愛ちゃん。
愛も美人でかわいいな~。
成長した愛が、「枢お父さん」ってけっこう呼んでくれていることがうれしかったな。愛にとっては枢さまがちゃんとお父さんなんだって思うから。
逆に驚いたのは、零と優姫の様子をのぞき見ていたかと思えば、

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ときたもんだ。
な、なななnなんだとーーー!!!!!
優姫と零が子供を作ったのは、愛が望んだからということが判明。
まあ最後まで読めばわかるんだけど、もう一人の子供はすぐには産まれていない。
多分だけど、愛が望んでも二人の間には子供は作る気がなかったと思うから、かなり長い時間をかけて愛が望んだんだろうなと思った。

そしてびっくりなことに、愛は零が好きだった。初恋だった。
小さいころも零によくなついていたよね。お父さんって呼んでみたり。
優しくて、強くて、頼りになって、そして母をとても大切に想っている姿を見続けてたら、そりゃ好きになるわけだ、うん。
最初はお父さんみたいに思ってたのかもしれないけど、それが段々と異性として好きなんだと自覚していくにつれて、零はもう人のものだと気付かされる。
愛のセリフに、「閉じ込めて毎日着飾らせて私だけの王子様にしたい」ってのがあるんだけど、それって枢さまがかつて優姫にしてたことじゃんって思った。
愛の中にも間違いなく枢さまの血が流れていることを示唆する表現だなって思った。
李土といい、優姫も愛も、確かに枢さまと同じ血が流れているというのを結構表現しているな~って思った。一条さんが言ったように、みんな枢さまの眷属なんだと。
で、愛が二人の子供を望むのは、しかも妹限定というのは、零への想いは叶うことがない故なんだよね…。
愛もやっぱり誰かを求めてしまうのかな、本能で。
できれば零に似てない妹がいいとかいうあたり、似てると逆につらいってことよね。
そして目覚めた枢さまに紹介するのに、キョウダイって表現するってどういうことですか、樋野先生!
もう見た目で判断すると、生まれてきたキョウダイは弟で零似だったということですか。
姉弟と書かれてもいいだろうにあえてキョウダイとしたのは、何か意味がありそう。
この二人についても、先でまたなんかストーリーがありそう。

瑠佳もなんか明るくなった感じがした。こちらが本来の彼女だったのかもしれない。
ちょっとドジな部分もあったりしてクスッとなったよ。
愛の言葉を遮って「お黙りくださいませ」って、瑠佳ってば純血の君に「黙ってて」をただ丁寧に言ってるだけなのもおかしかった~。
瑠佳も愛も二人がくっつくように働きかけるけど、愛は零への想いが叶わないから、早くくっついてよってことなのかな。零の幸せを願えば。

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瑠佳は、枢さまが最後に二人が一緒にいることを願ったからだそうだ。
枢さまが優姫を手放し、一人の孤独だった時間を知っていると語る瑠佳の言葉を読んでいて、そんな孤独な枢さまが脳裏に浮かんですごく切なくて胸がキューーーンってなったよ~~~(´;ω;`)ウゥゥ


今回、けっこう優姫と零が一緒にいる場面が多かった。
文庫本の帯で零と優姫がメインなのかと落ち込んでた割には、読んでて嫉妬みたいなものは不思議と一つも湧かなかった。
やっぱりこの二人には、枢さまがいなくなってからの、残された者のそれぞれの苦しみとかを感じるからかもしれない。

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優姫は枢さまを忘れるどころか、愛する者がいないことにずっと苦しんでいたし、零もかわらず優姫を愛していて、支えようとしていた。
二人の間に、そういう越えられない想いがあって一緒になれないでいるところに、愛が二人の子供を産んでと言っちゃうんだよ。
それだと直球すぎると瑠佳が愛を引き留めたんだよね。


そして最後にまた、枢さまと過去を語る愛たちの場面に戻る。
場所を移動しながら過去を語ってるみたいです。
ここで優姫のもう一人の子供の名前が『恋(れん)』だと判明。
恋愛じゃん!って思わず突っ込んだら、枢さまがウケてたよ…。笑ってらっしゃいました。
この名前、優姫たちじゃなくて愛が付けたのかな。愛が姉妹を望んで望んでフテ寝までしたみたいだし。
連とか他の字でもいいだろうに恋だから、そこにどんな意味があるのか。
番外編はずっと、愛や恋の色が強く出ているようなので、きっと意味があるんだと思う。
さっきも書いたけど、この二人のストーリーも何かあると思うのよね。

それから一番気になるのは、やっぱり枢さま。
自己紹介する娘たちに、「改めてよろしく 愛 恋」っていうんだけど、今後も3人一緒に生きていくってことかな。
枢さまには、一つだけはっきりと記憶が残っているものがあった。
始祖時代に優姫の幻に出会ったこと。その少女にもう一度会いたいと願っていた記憶。
これって、目覚めた枢さまの中にも残っている記憶なら、記憶がない分、この少女が誰なのか気になるんじゃないのかな。思い出そうとするのかな。
零が記憶を消された時、理由のわからない強い思いだけは残ってたよね。
枢さまも自分の中に気になる少女がいる。
愛たちから過去の話を聞くことで、より思い出そうとするのか。
とってもとっても気になる。
話を聞き終わった時、枢さまはどんな判断をするのかな。
枢さまの中に優姫がいると恋が言ったことから、優姫と枢さまはもう直接触れ合うことは叶わないけど、気持ちや記憶の中で再会する形になるのか。
できれば、優姫本人と枢さまがもう一度出会い、抱きしめあうようなところが見たいのにーーー!!!


タイトルが『愛の望み』。

今回出てくるキャラみんなが、愛する人がいる故にそれぞれの望みをもっているってことかなと感じた。
優姫の愛ゆえの望みがなんなのか。
枢さまの今後はどうなるのか。
二人の愛の行方が気になって仕方ないよ、本当にもう。
次回がすごく待ち遠しい!!



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2015.12.13 / Top↑
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